持続可能な開発目標「SDGs」
キヨモトにとって、持続可能な開発目標(SDGs)の達成は大きな使命です。
事業を通じて、地球環境への負荷を軽減し、社会的責任を果たすことを目指しています。
サステナブルな社会を築く、キヨモトの事業
キヨモトは1990年代から環境事業に積極的に取り組んでいます。
例えば世界人口の増加や経済発展に伴い、世界的な課題となっているのが持続可能な水利用の実現です。
「水・環境事業部」は公共下水事業・民間水処理・水処理機器のストレーナーを通じて安全で質の高い水資源の確保を実現し、国内だけでなく中国に関連工場を設立するなど、世界規模で環境改善へ寄与しております。
私たちが快適な暮らしをするために必要不可欠なエネルギー。地球温暖化をはじめ環境問題への意識が世界に高まる中、地球が抱える深刻な課題の一つがエネルギー問題です。
「フォレストエナジー事業部」では、製材時に発生する杉の樹皮を再生ペレットとして製造し、木質バイオマスの燃料化事業を行っています。木質ペレットが環境に良いとされる理由は、「カーボンニュートラル」であるから。それは、使用する樹木自体が成長過程の光合成により二酸化炭素を吸収し、木質燃料となっても新たに二酸化炭素を増やすことはないという性質です。
グループ企業との連携を強化し、循環型社会の実現に向けてリサイクル事業にも積極的に取り組んでいます。製造過程で発生する鉄鋼スラグをリサイクルし、透水保水効果のある「KESロード」を開発しました。歩道などに活用することで、都市型水害の抑制やヒートアイランドの抑制など、現代の環境問題の解決に貢献しています。
近年では産業廃棄物処理事業に取り組む株式会社オカドラとの資本提携も実施し、フードロスの解消にも取り組んでいます。
具体的には従来廃棄されていた不可食部位・食品残渣・生ゴミ・搾りかす・期限切れ食品などをクッカーで処理することで肉骨粉・骨油・フェザーミールを製造し、飼料・肥料・ペットフード・油脂等への再資源化を進めています。
キヨモトは、地域と共に前進します
地域社会への貢献も重要視するキヨモトは、地域の学校への講演や見学の受け入れ、ICT機器(Pepper)の提供やインターンシップの受け入れなど、子どもたちのものづくりへの関心や社会への関心を高める活動を行っています。
地域のお祭りや清掃活動への参加、スポーツを通した青少年育成への関わりを通して、今後も社会に貢献していきます。地域の未来を創る教育活動や地域活動に積極的に参加しています。
キヨモトで働く人々を、もっと豊かに
キヨモトはグループ全体で1200人以上(2023年10月時点)を雇用しており、賃金は7年連続でベースアップしています。属性や出身校、障がいなどに関係なく雇用し、ダイバーシティな雇用創出に取り組んでいます。社外教育機関を活用したスキルアップの機会などを提供し、次世代を育てる体制づくりにも取り組んでいます。安全で働きやすい環境を整備し、経済成長と働きやすさの両立を実現します。