私たちが快適な暮らしをするために必要不可欠なエネルギー。地球温暖化をはじめ環境問題への意識が世界に高まる中、地球が抱える深刻な課題の一つがエネルギー問題です。しかし、世界から見た日本のエネルギー事情はまだまだ後進国。
2050年温室効果ガスゼロの実現に向け、キヨモトの高度技術で木材の力を最大限に
我々が造る木質ペレットの製造技術は、平成19年に設立された前身の会社である㈱フォレストエナジー門川で培われました。
当事業部で製造している木質ペレットは、これまでは産業廃棄物として処分されていた木の皮(バーク)や製材屑を主原料として再利用し、筒状に圧縮、成型されたものです。
合法的に伐採された木材である事の証明書を発行しますので安心してご利用いただけます。
木質ペレットが環境に良いとされる理由は、「カーボンニュートラル」であるから。それは、使用する樹木自体が成長過程の光合成により二酸化炭素を吸収し、木質燃料となっても新たに二酸化炭素を増やすことはないという性質です。
現在、日本には160近くのペレット工場がありますが、ペレットには「バークペレット」と呼ばれる木の皮だけを使用したものがあります。繊維質素材の加工は、水分量の問題などから高い技術がないと扱い方が難しいとされています。当社の高い技術力や長年の経験をいかし、開発に成功いたしました。どうしたら粉塵が出ないか、どうすれば粒度が小さくなるのかなど、常に「なぜ・なぜ」を追求し続けた結果です。これまで培った製造技術が集約されたものと言えます。
森と共に生きて来た日本人だからこそ、一歩先の取り組みを
近年、SDGs(持続可能な開発目標)への様々な取り組みが注目されていますが、キヨモトではそれ以前から環境保全に取り組んで参りました。当事業部でも、脱炭素社会の実現に貢献するため、今後も再生可能エネルギーを活用した商品開発、需要拡大にも力を入れていきたいと考えています。
そのためには、原料の調達も大きな課題です。日本の70%は森林で占められているにもかかわらず、手入れが行き届かないまま荒れている森林も多く、そのままでは災害などの原因にもなるため、「植林→育生→間伐→伐採→再造林」というサイクルが大切なのです。キヨモトでは、複数の山林も所有しております。
今後はその環境を有効活用できるような森林づくりにも取り組んでいく予定です。さらにキヨモトの強みは、専門性の高いグループ会社が連携して発揮する「総合力」。互いにサポートし合いながら、環境に負荷のかからないような効率の良いエネルギーの開発にも努めて参ります。
事業内容
- 木質ペレットの製造・販売
- ペレットストーブ代理店
- 次世代エネルギー資源の開発
- 森林資源の有効活用と森林環境の保全